「ただ泣きたくなるの」の歌詞 中山美穂

あなたの部屋へやの前まえ
座すわりこんだら
なんて静しずかなの
恋こいの入口いりぐちみたい
わたしに生うまれたこと
感謝かんしゃできれば
あなたは いつだって
抱だきしめて くれるのね
どんなふうに
扉とびらは開ひらくのだろう
どんなふうに
夜よるは終おわって
ゆくのだろう
ただ泣なきたくなるの
好すきだから 好すきだけど
いつも胸むねが
恋こいより あたたかい
ぬくもりを あげたい
忙いそがしい あなたへ……

次々つぎつぎに友達ともだち
結婚けっこんしてく
現実的げんじつてきに あぁ
夢ゆめが騒さわがしく見みえる
どんな時ときも
つらいことが あっても
昼ひるも夜よるも
ずっと……逢あいたい
ただ泣なかないように
強つよくなる 強つよいから
いつも夢ゆめが
叶かなえたい願ねがいは
扉とびらをあけたい
忙いそがしい 二人ふたりで……

ただ泣なきたくなるの
好すきだから 好すきだけど
いつも胸むねが
恋こいより あたたかい
ぬくもりを あげたい
忙いそがしい あなたへ……