「事実 ～12歳で私が決めたコト～」の歌詞 中川あゆみ

7年前ななねんまえ 私わたしは三原みはらあゆみだった
突然6人とつぜんろくにんの顔見知かおみしりの大人おとなたちが私わたしの前まえで
言いい争あらそいをして
私わたしは中川なかがわあゆみになった

私わたしは目めについた三原みはらのふた文字もじを無我夢中むがむちゅうで消けした
ノートも筆箱ふでばこも体操着たいそうぎも
そしてあゆみという名前なまえだけが残のこった

誰だれがつけたのだろう あゆみという私わたしの名前なまえ
願ねがってくれたのかな その時ときだけでも私わたしの幸しあわせ

生うまれてごめんねって憎にくまれ口叩ぐちたたいたけれど
本当ほんとうは生うまれてよかったって思おもってるよ

卒業式そつぎょうしき 私わたしは視線しせんを感かんじてた
サングラス越ごしのその顔かおに私わたしは確たしかに見覚みおぼえがあった
彼女かのじょが差さし出だした
手紙てがみを私わたしは破やぶり捨すてた

あなたの頭あたまの中なかで生いきているのは7歳ななさいの私わたしでしょう
でももう私わたしはあの頃ころの私わたしじゃない わかるかなあ
私わたしは別べつのあゆみなの

誰だれがつけたのだろう あゆみという私わたしの証あかし
私わたしは好すきだよ あゆみという私わたしの名前なまえ

生うまれた後あとは全部私ぜんぶわたしの責任せきにんでしょう
だから私わたしはあゆみを幸しあわせにするよ

ソレイユの丘おかでは今日きょうも大人おとなたちが無責任むせきにんな愛情あいじょうを押おしつけてる
いつの頃ころからか そんな光景こうけいも 日常にちじょうになった

誰だれがつけたのだろう あゆみという私わたしの証あかし
私わたしは好すきだよ あゆみという私わたしの名前なまえ

生うまれた後あとは全部私ぜんぶわたしの責任せきにんでしょう
だから私わたしはあゆみを幸しあわせにするよ