「フライングヒューマノイド」の歌詞 中川翔子

十年先じゅうねんさきの未来みらいが見みえる魔法まほうがあったらな…
見上みあげた空そら
追おいかけ続つづける程ほど 逃にげてく世界せかいの中なかで
悩なやまずいられるのにな

時ときを切きり裂さくような速はやさで
駆かけ抜ぬけてく 流ながされてく
空そらに揺ゆられながら

僕ぼくらは飛とび立たとうとしてんだ
さんざん見みた未来地図みらいちずと
折おれた翼広つばさひろげ 広ひろげ
今いま 始はじまろうとしてんだ
誰だれか呼よぶ声こえがする
暁あかつきを染そめて 染そめて

十年先じゅうねんさきの未来みらいへ飛とべるロケットに乗のって
夢ゆめの先さきへ
あきれるほど大おおきく広ひろがる 世界せかいの中なかで
どれだけつかめるのかな

永遠えいえんと呼よべるものはないから
高鳴たかなるような しびれるような
鼓動こどうかみしめながら

僕ぼくらは旅立たびだとうとしてんだ
さんざん閉とざしてた心こころと
明日あすの扉開とびらあけて 開あけて
今いま たどり着つこうとしてんだ
誰だれも見みたことない場所ばしょへ
その証あかしを胸むねにかかげ

迷まよって ただ泣ないて 繰くり返かえす…
答こたえはひとつじゃないから
エンジンonにして
重力じゅうしょくに逆さからって 空そらへ

もう一度飛いちどとび立たとうとしてんだ
さんざん見みた未来地図みらいちずに
希望きぼうのカケラ 拾ひろい集あつめ
今いま 重かさなってくストーリー
描えがいた願ねがいがリンクする
地平線ちへいせんを越こえて越こえて