「永遠なるもの」の歌詞 中村一義

あぁ、部屋へやのドアに続つづく、長ながく果はてない道みち…。
平行線へいこうせんの二本にほんだが、手てを振ふるくらいは…。

あぁ、全すべてが人並ひとなみに、うまく行いきますように。
暗くらいだなんて言ゆうなって。全すべてよ、運命うんめいの想おもうままに。

急きゅうにね、あなたは言ゆう…。「やっと笑わらえそうだっていう時ときに、
判わかんなくなって、泣なけない、笑わらえない…」。

愛あいが、全すべての人達ひとたちに、分わけられてますように。
一回いっかいも考かんがえなかった。「語かたってるよ」とか言いって茶化ちゃかして。
全すべては良いい笑顔えがおのために。

悪者わるものが持もつ孤独こどくが、みんな、解わかるかい?
「旅人たびびと!」とか、みんなは、そう言ゆうだけ。
予報よほうによりゃ、言ゆう奴やつが…そうか、もうか…そうかぁ…落おちるそうだ。
底そこへ。

急きゅうにね、あなたが言ゆう…。「なんかに飼かわれていたみたい…。
もう、冗談じょうだんじゃないし、泣なけるし、笑わらえる…。なんだかなぁ…」って。

感情かんじょうが、全すべての人達ひとたちに、降ふり注そそぎますように。
古ふるいよ。だって性分しょうぶんだ。そうだ。そうだ!
いい。まだ僕等ぼくらは、この調子ちょうしで。
そうだ。スヌーピー大好だいすきな奴やつが、重じゅうタール漬づけガイでもいい。
青あおいよ。だって性分しょうぶんだ。
全すべては、みこころのままに。全すべては、あの“なすがまま”に…。
全すべての人達ひとたちに足たりないのは、
ほんの少すこしの博愛はくあいなる気持きもちなんじゃないかなぁ。

愛あいが、全すべての人達ひとたちへ…。
あぁ、全すべてが人並ひとなみに…。
あぁ、全すべてが幸しあわせに…。
あぁ、この幼稚ようちな気持きもちが、どうか、永遠えいえんでありますように。

―僕の人生は、バラ色に変わったーっ!!―