「dear mama」の歌詞 九州男

今いままでずっとごめんよ これからは楽らくさせるから
泣なかしたぶんだけ幸しあわせにするよ いつまでも笑顔えがおでいてねmy mama

今瞳いまひとみを閉とじて思おもい出だす 大おおげさで心配性しんぱいしょうでドジですぐ怒おこり出だす
台所だいどころ、掃除そうじ、洗濯何せんたくなんでテンパってんの? こっちが安心あんしんして見みてられないよ
でもそこが俺おれの実じつのかあちゃんとわかるとこ
無常むじょうにも俺おれの体からだにも染しみ付ついてるのよ くすぐったいこの血ちが証拠しょうこ
俺おれはずっと片親かたおやで かあちゃんの腕一うでひとつで育そだてられたけど
全まったく寂さびしくなかった 一生懸命いっしょうけんめいの姿すがたが嬉うれしかった
今いまでも一番胸いちばんむねに残のこってる…日ひが下さがる午後ごご
涙溜なみだため父とおちゃん代がわりにキャッチボールしてくれたね 揺ゆれる2本にほんの影かげ

今いままでずっとごめんよ これからは楽らくさせるから
泣なかしたぶんだけ幸しあわせにするよ いつまでも笑顔えがおでいてねmy mama

子供こどもの頃ころは思おもいもしなかったけど、今いまは感謝かんしゃの気持きもちを伝つたえたい
でも、やっぱ面めんと向むかって言いえない 目めを見みながら今いま「ありがとう」と
絵えを浮うかべてみても俺おれになんて出来できるわけない
心底思しんそこおもう親不孝おやふこうな息子むすこさ ただ、俺おれにはこの方法ほうほうがあるんだ
ラジオやテレビや雑誌ざっし、この曲きょくでもそうだし
さまざまなメディアに顔出かおだし 間接的かんせつてきに心こころを笑わらわせてあげる
これが俺おれに出来できる精一杯せいいっぱいの生涯初不器用しょうがいはつぶきような親孝行おやこうこう
待まっててね 俺おれがもう少すこし素直すなおになれるまで

久ひさしぶりに見みた横顔よこがお
ちゃんと見みた事ことなかったかも
物語ものがたる 無数むすうの白髪しらがやシワはずっと俺おれを見守みまもった証あかしさ
でも変へんな意地いじが邪魔じゃましてつっぱねる
暗闇くらやみの中一人突なかひとりつっ立たってる俺おれを
めけずにまだ暖あたたかい瞳ひとみで照てらしてくれてるから
今いまはまだこれくらいしか出来できないけど素直すなおな気持きもちを聴きいてくれ
いい加減かげんな俺おれだから歌うたに載のせて言いいたいんだ

今いままでずっと逃にげてた でも本当ほんとうは感謝かんしゃの気持きもちで溢あふれてるのさ
泣なかした沢山たくさんの記憶きおくが心こころの奥おくにこびりついてる
いつまでも俺おれはかあちゃんを超こえることは出来できやしないのさ

今いままでずっとごめんよ これからは楽らくさせるから
泣なかしたぶんだけ幸しあわせにするよ いつまでも笑顔えがおでいてねmy mama

ありがとう…