「浪花物語」の歌詞 五木ひろし・中村美律子
1994/4/25 リリース- 文字サイズ
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この楽曲へのみんなの気持ち
(男)河内木綿かわちもめんの 暖簾のれんの角かどを
仇かたきみたいに 握にぎりしめ
肩かたをふるわせ なぜ背せを向むける
(女)もとの他人たにんに戻もどろやなんて
言いわんといてや 言いわんといてや
泣なかさんといて
(セリフ)
(女)「『どこぞに好ええ男おとこおったら一緒いっしょになってくれ!!』
阿呆臭あほくさ。」
「そんな男おとこはんがいはったら、
とうにそっちへ行いってます。」
「逢おうたが 因果いんがのうちとあんた、
行いくとこまで行いかな、しゃあないやないの」
(男)「そうか。そら気きが楽らくや。
覚悟かくごしてついてきてくれるか?おおきに…」
(女)義理ぎりに背そむいて 駆かけ出だす巷まちに
遠慮えんりょしいしい 舞まう小雪こゆき
まるで二人ふたりの身みの上うえみたい
(男)遅おくれ勝がちでも 花咲はなさく春はるが
きっと来くるから きっと来くるから
待まとうやないか
(セリフ)
(男)「もう何なにもいわん。つれそうて一生詰いっしょうつまらん
五合徳利ごごうとっくりみたいに言いわれたら、」
「かっこ悪わるいしな。
ま、せいぜいきばらして貰もらいまっさ」
(女)「ああ、うれしいこっちゃ。あてにしてあてにならん
お人ひとやさかいに、」
「大おおきい夢ゆめみんようにして、
ついて行いかして貰もらいます。なァ、あんた」
(男)ねんねころいち“天満てんまの市いち”が
(女)水面騒みなもさわがす なさけ船ぶね
(男)宵よいにまぎれて何処どこまで行いきゃる
(女)あんた頼たよりや
(男)お前まえが頼たより
(男女)死しぬも生いきるも 死しぬも生いきるも
この先さきふたり
仇かたきみたいに 握にぎりしめ
肩かたをふるわせ なぜ背せを向むける
(女)もとの他人たにんに戻もどろやなんて
言いわんといてや 言いわんといてや
泣なかさんといて
(セリフ)
(女)「『どこぞに好ええ男おとこおったら一緒いっしょになってくれ!!』
阿呆臭あほくさ。」
「そんな男おとこはんがいはったら、
とうにそっちへ行いってます。」
「逢おうたが 因果いんがのうちとあんた、
行いくとこまで行いかな、しゃあないやないの」
(男)「そうか。そら気きが楽らくや。
覚悟かくごしてついてきてくれるか?おおきに…」
(女)義理ぎりに背そむいて 駆かけ出だす巷まちに
遠慮えんりょしいしい 舞まう小雪こゆき
まるで二人ふたりの身みの上うえみたい
(男)遅おくれ勝がちでも 花咲はなさく春はるが
きっと来くるから きっと来くるから
待まとうやないか
(セリフ)
(男)「もう何なにもいわん。つれそうて一生詰いっしょうつまらん
五合徳利ごごうとっくりみたいに言いわれたら、」
「かっこ悪わるいしな。
ま、せいぜいきばらして貰もらいまっさ」
(女)「ああ、うれしいこっちゃ。あてにしてあてにならん
お人ひとやさかいに、」
「大おおきい夢ゆめみんようにして、
ついて行いかして貰もらいます。なァ、あんた」
(男)ねんねころいち“天満てんまの市いち”が
(女)水面騒みなもさわがす なさけ船ぶね
(男)宵よいにまぎれて何処どこまで行いきゃる
(女)あんた頼たよりや
(男)お前まえが頼たより
(男女)死しぬも生いきるも 死しぬも生いきるも
この先さきふたり