「二枚目酒 ～居酒屋パートⅡ～」の歌詞 五木ひろし・田中好子

(男)酒さけと煙草たばことためいきと
グラス片手かたてのひとりごと
(女)憂うれいばかりの横顔よこがおの
二枚目酒にまいめざけは似合にあわない
時計とけいはずして 裏返うらがえし
朝あさが来きたなら 教おしえてよ
(男)まるで子供こどもの顔かおをして
乱みだれたふりは許ゆるせない
(男女)ああ 人生じんせいは居酒屋いざかやね
ああ 行ゆきずりどうしが肩寄かたよせて
少すこし 心こころを気きにしてる

(男)水みずで割わるのが 面倒めんどうで
いつか生きのまま 飲のんでいる
(女)くずれないのが 自慢じまんなの
二枚目酒にまいめざけは疲つかれるわ
玉たまを撞ついたり ピンボール
そして泣なき泣なき ハイボール
(男)子供時間こどもじかんの赤あかずきん
狼おおかみだけは気きをつけろ
(男女)ああ 人生じんせいは居酒屋いざかやね
ああ 他人たにんは他人たにんといいながら
妙みょうに 本気ほんきになっている

(男女)ああ 人生じんせいは居酒屋いざかやね
ああ 行ゆきずりどうしが肩寄かたよせて
少すこし 心こころを気きにしてる