「クレイジーラブ」の歌詞 井上陽水

粋いきで悲かなしいクレイジーラブ
愛あいされていても
私わたしひとりが幸福しあわせを
胸むねに飾かざるだけなの
夜よるにゆられて
さまよう先さきは
もっと真夜中まよなかになれば
クレイジーラブ
夏なつの終おわりの夕暮ゆうぐれに
消きえそうな空そらに
夢ゆめを私わたしがえがくのは
特とくに意味いみがないから
風かぜに追おわれて
ながされている
もっとこのままでいれば
クレイジーラブ

星ほしにあやしい
クレイジーラブ
愛あいされていても
月つきが私わたしを許ゆるすなら
後あともどりもしたいわ
きらめく星ほしと
とまどう胸むねが
もっとこなごなになれば
クレイジーラブ
もっと真夜中まよなかになれば
クレイジーラブ