「タイニーローグ」の歌詞 伊藤かな恵

甘あまく甘あまい宝物たからものきみと探さがしにゆこう

雨降あめふりのココロ満みたした水みずの中なかから顔かおを出だして
子供こどもみたくいたずらに笑わらうきみはとてもキレイだった

もう何度目なんどめの「好すき」になるだろう あたしはあたしに問とうけれど
今いままでとは違ちがう気きがしてまた頭あたまを抱かかえてる

通とおり過すぎた何なにかを見逃みのがすことなんて
当あたり前まえにしてきたけど もうやめにしよう

泣ないたあたしを包つつんだその手てのひら
大おおきすぎて困こまるなあ あたしの手ては小ちいさくて
腕うでを伸のばした 足たりない数すうセンチは
ぼくが埋うめると笑わらう 届とどけ 向むこう側がわに

消きえないように祈いのり続つづける
重かさなって広ひろがる世界せかいが晴はれた

突然とつぜんのぞく晴はれ間まにまぶしくて目めを細ほそめてたら
背中せなかに光浴ひかりあびたきみがやさしく頬ほほを撫なでるの

もう何度なんどでも好すきになるだろう 朝あさとともに新あたらしくなって
変かわり続つづけることが答こたえと思おもえるような未来みらいを

かかと上あげた日々ひびはあたしの物語ものがたり
そんな日々ひびに手てを振ふるようにページをめくろう

きみが居いないと上手じょうずに笑わらえなくて
素直すなおすぎて困こまるなあ あたしのココロはいつも
甘あまく煮詰につめた果実かじつのような日々ひびを
ヒトツかじって気付きづく ココがあたしの場所ばしょ
そうだよね?

泣ないたあたしを包つつんだその手てのひら
大おおきすぎて困こまるなあ あたしの手ては小ちいさくて
腕うでを伸のばした 足たりない数すうセンチは
ぼくが埋うめると笑わらう 届とどけ 向むこう側がわに

空そらを仰あおぎ夢見ゆめみてた日ひに
描えがいたイメージできみを見みつけた

甘あまく甘あまい宝物たからものきみと育そだててゆこう