「嘘つき」の歌詞 佐香智久

暇ひまつぶしに 僕ぼくとゲームでもしようか
合図あいずするまで 目めは開あけちゃだめだよ いいね?
1いち,2にの3さんで 君きみに魔法まほうをかけるんだ
さあ目めを開あけて 君きみの目めには何なにが見みえる?

ねえ 分わかってるんでしょ?
気付きづけばいつだって嘘うそついてたのは 君きみだって

僕ぼくのこの声こえが聞きこえるなら 答こたえて
その薄うすい言葉ことばで隠かくしたつもりなの?
ほんとだよって笑わらってすまして バカみたい
君きみが今いまそれでもいいなら もう好すきにしなよ

本当ほんとうも嘘うそも間違まちがい探さがしみたいな
裏表うらおもて 本当ほんとうの君きみはどこに いるの?
君きみの言葉ことばに 少すこし疲つかれてしまったんだ
この手てを離はなして 嘘うそはもう聞きき飽あきたよ

ねえ 分わかってるんだよ?
君きみが吐つく薄うすっぺらい嘘うそも全部ぜんぶ 見破みやぶって

君きみのその声こえが聞きこえた気きがしたんだ
積つみ上あげた嘘うそは 崩くずれてゆくだけ
嘘うそで固かためたその両手りょうてじゃ 掴つかめない
そう全すべて裏切うらぎってきたのは 他ほかじゃない君きみだろ?

気付きづかれないように
傷きずつかないように
君きみが騙だましてきたこの世界せかいで
嘘うそまみれのその手てで繋つないだって
いつでも傷きずついて一人ひとりになるのは 君きみなんだ 君きみなんだ

僕ぼくのこの声こえが聞きこえるなら 答こたえて
その薄うすい言葉ことばで隠かくしたつもりなの?
ほんとだよって笑わらってすまして バカみたい
君きみが今いまそれでもいいなら もう好すきにしなよ