「瞳孔ソナー」の歌詞 依布サラサ

このまぶたの残像離ざんぞうはなれないいつも
それぞれに別々生べつべついきてるのに
あの日ひから変かわらない手てと手ての距離きょり

絡からめたい 繋つなぎたい 解ほどけない腕うで

あの目めが恋こいというなら この目めはガラス鏡かがみ
瞳孔確認どうこうかくにんしてもごまかせないレンズで
顔かおが隠かくせない 気持きもち隠かくせない 目めをそらすのが怖こわいよ

この複雑鼓動ふくざつこどうが離はなれないいつも
進展しんてんは月並つきなみ生いきてるのに
あの日ひから変かわらない心拍数しんぱくすう

浮うかれたい 弾はずみたい 揺ゆるがない胸むね

あの目めが恋こいというなら この目めはガラス鏡かがみ
あなたの超音波ちょうおんぱだけはソナー拾ひろっているからね
罠わなにかけている 月つきも欠かけていく 素直すなおになるの怖こわいよ
右目みぎめが恋こいというなら 左目ひだりめは滲にじむ涙なみだ
瞳孔確認どうこうかくにんしてもごまかせないレンズで
顔かおが隠かくせない 気持きもち隠かくせない 瞳ひとみの奥おくが痛いたいよ

あなたの虹彩こうさいさえ いつまでも見みていたいのに
溶とけてなくなるまで あたしが整ととのえてる
夕日ゆうひの橙だいだいに 溶とけるまで見みてる