「あなたがしてくれたこと」の歌詞 倖田來未

あなたがしてくれたこと
すべて 消けすことできない
記憶きおくを消けしたとしても
心こころの中なかに残のこっている

急きゅうに途絶とだえた あなたからの電話でんわ
大切たいせつなあなたを奪うばった
お互たがい持もっていた小ちいさな溝みぞが
取とり返かえしのつかない現実げんじつへ

<あなたにもらったアクセサリー付つけて 街歩まちあるけば>
もしかしたらバッタリ会あえるかもしれない…
<私わたしがたくさん笑わらえば あなたに届とどく気きがする>
だからいつもよりも笑わらってみるわ

あなたがしてくれたこと
すべて 消けすことできない
記憶きおくを消けしたとしても
心こころの中なかに残のこっている

本当ほんとうに大切たいせつな自分じぶんの一番いちばんを
見みつけられたとき 幸しあわせを掴つかめるはずなのに
気付きづかせてくれた あなたはもういないんだね

<あなたに借かりた本ほん これを読よみ終おわれば きっと…>
連絡れんらくもしかしたら来くるかも知しれない…
<あなたの好すきな曲きょく 何度なんども聴きいては想おもいふける>
温あたたかい記憶きおくに逃にげ続つづけていた

あなたがしてくれたこと
すべて 消けすことできない
記憶きおくを消けしたとしても
心こころの中なかに残のこっている

あなたがしてくれたこと
思おもい出だすときりがない
目先めさきばかりを見みては
大切たいせつなもの見失みうしなってた

別わかれるのと同時どうじに
赤あかの他人たにんになった
友達ともだちのままなら
ずっと続つづいていけたのかな…
そんな後悔こうかいばかり
あなたの本当ほんとうの部分ぶぶんを
何なにもわかってなかった
引ひき留とめる資格しかくなんてない

あなたがしてくれたこと
すべて 消けすことできない
記憶きおくを消けしたとしても
心こころの中なかに残のこっている

あなたが教おしえてくれた
あなたの優やさしさに
私わたしは甘あまえていたと
もう時間じかんは戻もどせないの?