「やわらかなサイクル」の歌詞 元ちとせ,さだまさよし(岡本定義[COIL],山崎まさよし)

目覚めざめた朝あさに生うまれ変かわるよ
シーツの中なかのあたらしい私わたし

大おおきな伸のびでアクビをしたら
何なにもかもが ほら ちがって見みえる

窓まどを開あけて悪わるい夢ゆめなど忘わすれましょう
風かぜがそっと涙なみだの跡あとを優やさしい手てで拭ぬぐってくれる

世界せかいを変かえてく些細ささいな出来事できごと
未来みらいへ繋つながる確たしかな足音あしおと
私わたしに芽生めばえるやわらかなサイクル

冷つめたい水みずで顔かおを洗あらえば
大切たいせつなこと思おもい出だせるかな

ずっとまえに憶おぼえた唄うたなら歌うたえるはず
きっと小ちいさなあの日ひの私わたしがハニカミながら教おしえてくれる

心こころに触ふれてく幾いくつものメロディー
体からだが応こたえる心地良ここちよいリズム
言葉ことばは無なくても通つうじ合あうイメージ

誰だれかに伝つたわるあたりまえの気持きもち
互たがいに喜よろこぶ与あたえられた命いのち
遠とおく離はなれても寄より添そってるイメージ

世界せかいを変かえてく些細ささいな出来事できごと
未来みらいへ繋つながる確たしかな足音あしおと
私わたしに起おこせるささやかなミラクル