「遠い海へ旅に出た私の友達」の歌詞 元ちとせ

何故なぜだろう?不思議ふしぎ
君きみがいない
風かぜにも空そらにも
夢見ゆめみた春はるは
あの梢こずえに降おり立たつのに

私わたしは今日きょうも
前まえを向むいて
歩あるいていますか?涙なみだに
負まけないように
どうかずっと 見守みまもってて

瞳閉ひとみとじれば
あの日ひのままの 君きみが駆かけてくるよ

願ねがいが 時ときを渡わたり 未来みらいに 届とどきますように
もう一度いちど ああ 遠とおいその日ひ 逢あえるから きっと
ああ 伝つたえましょう 君きみへの「さよなら」

悲かなしい雨あめが
降ふり止やむ頃ころ
強つよくなれること 君きみが
教おしえてくれた

子守唄こもりうたを 抱だきしめます

海うみを越こえれば
記憶きおくの向むこう 手てを振ふる君きみが見みえる

いくつも 時ときは巡めぐり 未来みらいを 連つれてきてくれる
ありがとう ああ 少すこし照てれた笑顔えがお 忘わすれない
ああ 伝つたえましょう 君きみへの「さよなら」
ああ 伝つたえましょう 今いまだけ「さよなら」

ココニイルヨ
キミガマヨワヌヨウニ