「妻よ」の歌詞 北島三郎

男おとこは時ときに耐たえがたき
胸むねの痛いたみをこらえ
夢ゆめを枕まくらに生いきている
賭かけた望のぞみを信しんじて
喜よろこびも悲かなしみも
分わかち合あい
二人ふたりで育そだてた
幸しあわせだ
妻つまよおまえがいる
この人生じんせいは
妻つまよおまえがいる
この人生じんせいは
なんていいんだろう

男おとこが拭ぬぐう涙なみだには
誠嘘まことうそなどないさ
熱あつい志意おもいを秘ひめながら
明日あすに向むかって
生いきている
苦労坂くろうざかのぼり坂ざか
たすけ合あい
二人ふたりで幾春いくはる
越こえて来きた
妻つまよおまえがいる
この人生じんせいは
妻つまよおまえがいる
この人生じんせいは
なんていいんだろう
めぐる世よに
再ふたたび出逢であえたら
やっぱり一緒いっしょに
歩あゆみたい
妻つまよおまえがいる
この人生じんせいは
妻つまよおまえがいる
この人生じんせいは
なんていいんだろう
いいんだろう