「スローモーション」の歌詞 南波志帆

渚なぎさへ5分ごふんって距離きょりから始はじめるの
あなたの顔かお、改あらためて見みるの
久ひさしぶりだからじゃなくて
I don't want to tell
そんな小ちいさな傷きずのこと、忘わすれたいのに
そうでしょ?
いつもならわたし、あなたの腕うでにつかまる
風かぜがいま後押あとおしするけど
もう少すこしゆっくり歩あるいて
届とどかなくなるから

あなたにときめいていたいんだ
砂混すなまじりの靴底くつぞこから
伝つたわる季節きせつ、感かんじたいんだ
解とけない魔法まほうをかけてほしいなんて、言いわないよ
願ねがい事ごとなんて
コトバにしたらすぐに消きえるんでしょ?

去年出会きょねんであった時ときも、そう、こんな日ひで
偶然ぐうぜんっていい言葉ことばだね
わたしの嘘うそ
そうなの
「その罰ばつかな」なんて、つまらないこと考かんがえる
虹にじがいま架かかるかもしれないから、こっちは見みないで
もう少すこしゆっくり時間じかんが進すすめばいいのに

あなたにときめいていたいんだ
もう一度信いちどしんじてみたいから
この世界せかいこそが居場所いばしょだって
解とけない魔法まほうをかけてほしいなんて、言いわないよ
子供こどもじゃない
コトバにしたらすぐに消きえるんでしょ?

時ときがいま揺ゆれる
スローモーションのふたり
とまどいさえ忘わすれ、踊おどるの
こんな道みちの真まん中なかで

駄目だめなの
ほかの誰だれかと居いても
こんな時間じかんの流ながれかたはしないってこと、
あなたも気付きづいているかな

それはまたひとつ願ねがい事ごと…

魔法まほうをかけてほしい
そんなことは心こころの中なか
秘密ひみつだよ

うーだっだーだっだっだだっだー!