「この手のひら」の歌詞 古内東子

朝あさが来くるように
春はるが来くるように
人ひとの幸しあわせも 舞まい降おりて
来くればいいのに
そう願ねがいながら
不思議ふしぎなぜ私わたしは
心痛こころいためても
あなたをこんなにも
愛あいするのでしょう
永遠えいえんに消きえないものだと
わかってたら
きっと最初さいしょから
追おいかけない
この手てのひらでは
温あたためてはおけない
そんな儚はかなさが
きっと美うつくしい
言葉見ことばみつけても
想おもいを伝つたえても
人ひとの心こころには入はいっては
行いけないと
わかってるけど
ありふれた時間じかんや
何気なにげない瞬間しゅんかんにも
きっとこの愛あいは
募つのってゆく
この手てのひらから
こぼれ落おちたとしても
そんな儚はかなさが
きっと美うつくしい

きっとこの愛あいは
募つのってゆく
この手てのひらから
こぼれ落おちたとしても
そんな儚はかなさが
きっと美うつくしい
消きえないものだと
わかってたら
きっと最初さいしょから
追おいかけない
この手てのひらでは
温あたためてはおけない
そんな儚はかなさが
きっと美うつくしい