「光あれ」の歌詞 坂本真綾

もしもまだこの声こえが誰だれかに届とどいてるなら その人ひとに誓ちかいたい 僕ぼくは愛あいを忘わすれないと

ひとりじゃいられない時ときほど 人ひとにまぎれていても孤独こどくで
存在そんざいの意味いみを突つき放はなす 幼おさなすぎる衝動しょうどう みじめで空むなしいだけ

僕ぼくの花はなはもう二度にどと開ひらきはしないと思おもってた
でも遅おそくたってかまわない 壊こわれた時間じかんを取とり戻もどしたい

もしもまだこの声こえが誰だれかに届とどいてるなら その人ひとに誓ちかいたい 僕ぼくは愛あいを忘わすれないと
いつかまたぬくもりを抱だいて歩あるいてみせる
その力信ちからしんじたい 生うまれ変かわる勇気ゆうきはもう僕ぼくの中なかに

期待きたいしてた答こたえじゃなくて 裏切うらぎられたような気きがしたり
優やさしくないと吐はき捨すてる 身勝手みがってな自分じぶんに見みてみぬふりしてたね

肝心かんじんなこと言いえないで それきり別わかれた人ひとがいた
へたくそなのは変かわらない それでも誰だれかと生いきていきたい

たくさんのありふれた記憶きおくひとつひとつに
最初さいしょから出会であいたい あの日捨ひすてた僕ぼくとともに
抱だき合あって伝つたえよう そこにある喜よろこびを
見失みうしない 探さがしてた 人ひとを愛あいし生いきるわけは僕ぼくの中なかに

光ひかりあれ
光ひかりあれ
光ひかりあれ
満みちあふれ

もしも今いまこの声こえが誰だれかに届とどいてるなら
手てを振ふってくれないか 無力むりょくすぎる僕ぼくのために
それだけでどこまでも旅たびを続つづけていける
僕ぼくたちは探さがしてる 人ひとを愛あいし生いきるわけを

もしもまだこの声こえが誰だれかに届とどいてるなら
その人ひとに誓ちかいたい 僕ぼくは愛あいを忘わすれないと
いつかまたぬくもりを抱だいて歩あるいてみせる
その力信ちからしんじたい 生うまれ変かわる勇気ゆうきはもう 僕ぼくの中なかに