「塊」の歌詞 大橋卓弥

感情かんじょうをジグソーパズルのように 凸凹でこぼこに当あてはめていく
疲つかれきってる頭あたまで ただひたすら今日きょうも

将来有望しょうらいゆうぼうと期待きたいを背負せおって 無我夢中むがむちゅうで走はしってきたけど
正解せいかいもない道みちの上うえで いつか転ころびそうです

どこに向むかっているの? 向むかうべきなの?
考かんがえれば怖こわくなる
求もとめられてるものが何なんなのか解わからなくなる

出来損できそこないのただの塊かたまり 誰だれが必要ひつようとしてんだろう
存在そんざいの理由りゆうわずかな証あかしでいいや 与あたえてよ 与あたえてよ

「後悔こうかいだけはしないようにね」って 愛あいしてくれた人ひとから巣立すだって
やっとの思おもいで手てに入いれた現在いまを憎にくみそうです

時間じかんは残酷ざんこくな程過ほどすぎていくもの
一抹いちまつの容赦ようしゃもない
焦あせりだし早歩はやあるき足あしがもつれてつんのめってしまう

汗あせにまみれて声こえをからして 涙なみだの数かずだけ成長せいちょうして
あの情熱じょうねつはどこに置おき忘わすれてきたの 教おしえてよ 教おしえてよ

あこがれに近ちかづけば 近ちかづくほどに
その先さきが不安ふあんになる
あわてふためく僕ぼくが今出来いまできるのはただ一ひとつだけ
結局一けっきょくひとつだけ

出来損できそこないのただの塊かたまり 何なにか探さがして歌うたっている
心こころの奥おくでくすぶっている理想りそうが疼うずいてる
出来損できそこないのただの塊かたまり 誰だれが必要ひつようとしてんだろう
存在そんざいの理由りゆうわずかな証あかしでいいや 与あたえてよ 与あたえてよ