「女の花が咲く」の歌詞 天童よしみ

小雨こさめがこの胸むねに
そぼ降ふる夜よるは
ひとりが哀かなしくて
お酒さけがしみる
この世よの坂道さかみち
つまずきながら
命いのちのかぎりに
歩あるいて来きたわ…
一度いちどの幸しあわせを
夢見ゆめみて生いきる
明日あしたは花はなが咲さく
女おんなの花はなが咲さく

あなたの面影おもかげを
お酒さけに浮うかべ
静しずかに揺ゆらすたび
せつなく つらい
恋こいして別わかれて
傷きずつきながら
涙なみだを隠かくして
歩あるいて来きたわ…
一度いちどの幸しあわせを
さがして生いきる
明日あしたは花はなが咲さく
女おんなの花はなが咲さく

喜よろこび悲かなしみは
この世よの運命さだめ
こぼれる ため息いきを
飲のみ干ほす お酒さけ
遙はるかな人生じんせい
海山千里うみやませんり
力ちからのかぎりに
歩あるいて行ゆくわ…
一度いちどの幸しあわせを
信しんじて生いきる
明日あしたは花はなが咲さく
女おんなの花はなが咲さく