「僕が生まれた街」の歌詞 奥華子

涙なみだこらえたら 頑張がんばれと言いってくれた
みんなの笑顔えがおを思おもい出だして 涙なみだが溢あふれた

誰だれも知しらない街まちで 人ひとごみの中歩なかあるいてゆく
遠とおざかる空見上そらみあげて 明日あしただけを追おいかけた

前まえを向むいて歩あるいてゆくのは そんなに簡単かんたんじゃないね
一ひとつ一ひとつ確たしかめてゆくよ 僕ぼくが歩あるいてく道みち

会あいたくて 会あいたくて 僕ぼくが生うまれた街まちに
夢ゆめを見みて 笑わらい合あう 大切たいせつな場所ばしょがある

受話器じゅわきごしに聞きこえる 楽たのしそうなみんなの声こえが
負まけそうな僕ぼくの心こころ あたたかく包つつんでゆく

風かぜが少すこし冷つめたくなっても 平気へいきだった子供こどもの頃ころ
傘かさの上うえに花はなびら並ならべて 虹にじを作つくってたね

忘わすれない 忘わすれない 僕ぼくが生うまれた街まちを
いつだって思おもい出だす 大切たいせつな人ひとがいる

会あいたくて 会あいたくて 僕ぼくが生うまれた街まちに
夢ゆめを見みて 笑わらい合あう 大切たいせつな場所ばしょがある

陽ひだまりは 笑顔えがおをくれる
水みずたまりは 飛とび越こえる強つよさを
欲ほしいものを手てにする為ためじゃなく
僕ぼくが僕ぼくであることを探さがして

忘わすれない 忘わすれない 僕ぼくが生うまれた街まちを
いつだって 思おもい出だす 大切たいせつな人ひとがいる
オレンジの花はなが咲さく 空そらを見みつけに行ゆこう