「自由のカメ」の歌詞 奥華子

今日きょうは何なにもやる事ことがなく 珍めずらしく御飯ごはんを作つくってみた
自分じぶんの為ために何なにかやるなんて とっても久ひさしぶりな気きがしたよ

毎日まいにちいろんな言葉ことばに惑まどわされ 自分じぶんのこの言葉ことばさえも疑うたがってしまう
友達ともだちと呼よべる友達ともだちを数かぞえてみると どこからが友達ともだちなのか考かんがえてしまう

La… 私わたしはここで La… 息いきしてる

幸しあわせだよ こんなに自由じゆうに 人ひとを愛あいせるなんて
幸しあわせだよ こんなに自由じゆうに 歌うたを唄うたえるなんて

一人ひとりで部屋へやにいる時ときなんかより 都会とかいの街中まちなかが何なにより寂さみしいね
確信かくしんの持もてるものなんて何一なにひとつ無なく
明日あしたがどこにあるのかも分わからなくなるね

もしも生うまれ変かわれるとしたら カメになって何百年なんびゃくねんも生いきてみようかな
そして人間にんげんにつぶやいてみる 「ずっと昔むかしからこのまんまだよ」

La… 私わたしはここで La… 息いきしてる

幸しあわせだよ こんなに小ちいさな事ことで悩なやめるなんて
幸しあわせだよ こんなに自由じゆうに生いきる事ことができるなんて

人ひとを悲かなしませたり 人ひとを喜よろこばせたり
人ひとを憎にくんでみたり 人ひとに優やさしくしたり
人ひとはみんな違ちがうようで 人ひとはみんな同おなじなんだ
誰だれもが傷きずつき泣ないている

幸しあわせだよ こんなに自由じゆうに 人ひとを愛あいせるなんて
幸しあわせだよ こんなに自由じゆうに生いきる事ことができるなんて