「鬼」の歌詞 安藤裕子

不甲斐ふがいない僕ぼくには
手放てばなすこともできない秘密ひみつの武器ぶきがある
黄金色こがねいろにさ
光ひかるその盾たてぶち抜ぬくほど強つよい刃やいばを持もつ

ああ怖こわがらずに さあここにおいで

誰だれかに知しられても悪わるくはないよ
二人ふたりで踊おどるのに遠とおすぎるさ

恥はずかしそうに逃にげていないで
鬼おにさんこちら手ての鳴なる方辿ほうたどっておいで
ねえ甘あまい未来みらいを君きみに見みせてあげる
閉とじた君きみを抉こじ開あける

誰だれにも見みせない僕ぼくの心こころを
遠とおくからテレパシーで送おくろう

ああ困こまらせずに さあ側そばにおいで

誰だれかに取とられたら壊こわれてしまうよ
靡なびかぬ想おもいなら捨すててしまうさ

鬼おにさんこちら手ての鳴なる方ほうへ
今いますぐここに1人ひとりで さあ走はしっておいで
ねえ甘あまい未来みらいを僕ぼくに見みせておくれ
弱よわる想おもいを救すくい出だして
ねえ甘あまい未来みらいを君きみに見みせてあげる
堕おちた君きみを抉こじ開あける

鬼おにさんこちら手ての鳴なる方ほうへ