「世界を敵にまわしても」の歌詞 宮脇詩音

欲ほしがるだけじゃダメと
分わかるけど 隠かくしきれず
あの日戻ひもどれないの？
『このまま２人ふたりで、夜よるになりたい』

優やさしい嘘うそじゃなくて
君きみのホントを聴ききたかった
何なにも知しらずいた頃ころの
あたしにはもう戻もどれない

「ありがとう」とか「幸しあわせでした」
そんな言葉ことばじゃ終おわれないのに
願ねがうほど叶かなわない
「これが最後さいごの恋こい」だと
２人ふたりなら言いえた

メールに秘ひめた文字もじに
君きみは気付きづいているよね？
なんて、また試ためして
『も一度いちどあたしと、恋こいしてほしい』

儚はかない今いまじゃなくて
君きみと未来過みらいすごしたかった
曖昧あいまいな距離怖きょりこわくて
あたしさえ嘘うそつきになる

「抱だき締しめて」とか「離はなさずにいて」
こんな言葉ことばじゃ明日見あすみえない
心こころだけは君きみを
「忘わすれたくない」と叫さけぶ
忘わすれられないの

始はじまりのあの気持きもち
"世界せかいを敵てきに回まわしても…"

永遠えいえんに誓ちかうよ この愛あいを今いま
強つよく紡つむいで ほつれた心こころ
悲かなしみが追おいつく
その前まえに刻きざみ込こんで
消きえぬように

「ありがとう」とか「幸しあわせでした」
そんな言葉ことばじゃ終おわれないのに
願ねがうほど叶かなわない
「これが最後さいごの恋こい」だと
２人ふたりなら言いえた