「逆さま地球」の歌詞 宮野真守

読よみかけのページ 裏返うらがえし置おいて
なんとなく 僕ぼくの物語ものがたりを 始はじめよう

「いつかそのうち」ってことで
居眠いねむりしたままの 夢ゆめを起おこそう

空そらが丸まるいのは 宇宙うちゅうへ繋つながってるから
どこまでも深ふかく 逆さかさま地球ちきゅう

急いそごうか ポケットに とりどりのキャンディー
詰つめ込こんで 飛とび立たつよ

ぎゅっと閉とじてる まぶたの奥おくに
僕ぼくが見みえてる? そばにいるから

ほら 目めを開あけて 大丈夫だいじょうぶだよ
風かぜを感かんじて 髪かみがなびいてく

君きみを抱だき上あげて ひらり 飛とび乗のるカルーセル
ぐるぐる回まわって 逆さかさま地球ちきゅう

月つきの輪わが 虹色にじいろに この世界せかい 染そめる
二度にどと無ない 色合いろあいで

小ちいさな惑星ほし 軽かるく腰掛こしかけて
眺ながめてる白しろい地図ちず クレヨンで塗ぬろうよ

見みたことない 君きみだけの景色けしき
果はてしないページに はみ出でるほど描えがこう

君きみがいる それだけで メロディ溢あふれて
この胸むねが 躍おどりだす

幾億いくおくもの 夜空よぞらの瞬まばたき
君きみという流星ながれぼし 受うけ止とめた奇跡きせきを

抱だきしめるよ 壊こわれないように
つないだ手て 行いこうよ 君きみとなら どこまでも

地球ちきゅうは 二人ふたりのワンダーランド