「snow」の歌詞 山崎あおい

「最近涙さいきんなみだもろくなったの」って 遠回とおまわしのSOS
困こまった私わたしは 気付きづいてたけど 気付きづかないフリをした

たいしたことない映画えいがにだって 君きみはまた泣ないてる
弱よわくなったなって思おもってたけど 気付きづかないフリをした

「側そばに居いるから大丈夫だいじょうぶ」そんなこと言いえやしない
思おもうほど口くちにはできない
これ以上傷付いじょうきずつけたくないから

伝つたえ切きれないよ 届とどかないよ
こんなにも温あたたかいのに
一瞬いっしゅんで君きみが笑わらえる
キズグスリを 探さがしているんだ

窓まどの外そとの雪ゆきを見みつめる その小ちいさな肩かたに
優やさしい顔かおで 近付ちかづいたけど わざとらしくないかな

言葉ことばで伝つたえきれるほど 薄うすっぺらな気持きもちじゃない
壊こわれてしまいそうな君きみも
世界せかいで一番大切いちばんたいせつだから

笑わらってみせてよ 泣ないたりしないでよ
側そばに居いることしかできないけど
それだけはいつも変かわらない
私わたしなりの気持きもちだから

手てを握にぎるよ 本当ほんとうの気持きもちが
君きみに届とどくと良いいな
窓まどの外降そとふり始はじめた雪ゆきを
二人黙ふたりだまって見みていたの