「雪傘」の歌詞 工藤静香

迷惑めいわくでなければ傍そばにいて 車くるまを拾ひろうまで雪ゆきの中なか
これきりと心こころで決きめている私わたしの 最後さいごのわがまま聞きいてね
灯あかり溢あふれる窓まどからは 疑うたがいもしない歌うたがこぼれ来くる
「ハッピーバースデイ 今日きょうの主役しゅやくは何処どこ?」
誰だれかが気きづいて探さがしに来くるまで
雪傘ゆきがさの柄えに指ゆびを添そえて 思おもい出でを返かえしましょう

足跡消あしあとけしながら後あとずさる 雪ゆきの上逃うえにげる小こギツネみたいに
小枝こえだの代かわりに嘘うそを抱だいて 思おもい出消でけしながら遠とおざかりましょう
「ハッピーバースデイ」今日きょうを祝いわう人ひとが
いてくれたのなら 安心あんしんできるわ
いつまで1人ひとりずつなんて 良よくないことだわ 心配しんぱいしたのよ
雪傘ゆきがさの柄えに指ゆびを添そえて ゆく時ときを聞きいている

ありとあらゆる悲かなしいことから
あなたが守まもってくれていたんだね
当あたり前まえのように暮くらしたあの頃ころ
アリガトって伝つたえ忘わすれたね

「ハッピーバースデイ」今日きょうを祝いわう人ひとが
いてくれたのなら 安心あんしんできるわ
いつまで1人ひとりずつなんて 良よくないことだわ 心配しんぱいしたのよ
雪傘ゆきがさの柄えに指ゆびを添そえて ゆく時ときを聞きいている
思おもい出全部でぜんぶア・リ・ガ・ト