「サマーチャイム」の歌詞 彩冷える

乾かわいた風かぜが 僕ぼくの頬ほほを撫なでるよ
最後さいごの授業じゅぎょう 終おわり告つげるチャイム
今年ことしの夏なつこそ 君きみと過すごせるように!!
視界しかいがやけにスローモーション なんで?

両耳りょうみみ つねられて 目覚めざめるとそこには
ひんやり冷つめたい よだれのアート
見上みあげたらニヤリと 笑わらう君きみがいたね
小悪魔こあくまスマイルも 天使てんしに見みえるよ

明日あしたからは ロングサマーバケーション
君きみに会あえない なんて イヤだよ
帰かえり道みち これが最後さいごのチャンスさ
後悔こうかいしたくないから 君きみに今いま 伝つたえるんだ

茜色あかねいろした 夕暮ゆうぐれ 歩道橋ほどうきょう
車くるまの音おとに負まけないくらいに
でっかく叫さけんだ「本気ほんきで大好だいすきだよ」
うなずく君きみは僕ぼくのものさ Lover

鼻はなの頭あたまにできた ニキビはやっぱりほら!!
“両想りょうおもいの証あかし”君きみにもできないかな
初はじめてのデートは 海辺うみべの水族館すいぞくかん
ボーダーのワンピース 君きみに首くびったけ

虹色にじいろの観覧車かんらんしゃに揺ゆられて
会話途切かいわとぎれ 見みつめ合あう視線しせん
ドキドキした 鼓動こどうもう隠かくさないで
力ちからいっぱいに 君きみを今いま 抱だきしめるよ

近ちかづく君きみの 長ながいまつげに見みとれ
震ふるえる唇くちびる やさしく重かさねた
夏なつのせいにして もっと大胆だいたんにいこう
もうためらったりしなくてもいいよね!!

乾かわいた風かぜが 僕ぼくの頬ほほを撫なでるよ
鳴なり響ひびく 海辺うみべの教会きょうかい チャイム
「また居眠いねむりしてたね」って 笑わらう君きみは今日きょう
純白じゅんぱくのドレスに包つつまれて

何なにも変かわらない 君きみがいるこの景色けしき
いつまでも 手てをつないで いようね
空そらに投なげ入いれた 白しろいブーケ見みつめて
これだけは 夢ゆめの話はなしじゃないよね?