「サヨナラ」の歌詞 彩冷える

もうこれ以上いじょう 聞ききたくないよ
最後さいごのセリフになれば 愛あいが壊こわれていく

ごまかしのキス 重かさね塞ふさぐけど
僕ぼくを見みない その瞳ひとみは 終おわりだけを 見みてた

涙色なみだいろした 雪ゆきが 舞まい降おりた夜よるに
君きみは未来みらいへ 歩あるき始はじめた
もう叶かなうことない 小指こゆび 揺ゆらした約束やくそく
君きみが 僕ぼくに 言いいかけたのは 「サヨナラ」

止とまったままの ふたりの笑顔えがお
ディスプレイ 眺ながめるたび 過去かこになんてできない

寂さみしさと 愛いとしさが 溢あふれ出だす
出会であった頃ころ ふたりはまだ 未来みらいだけを 見みてた

涙浮なみだうかべて 強つよく 向むけた瞳ひとみに
耐たえきれなくて 逸そらした視線しせん
まだ窓まどの外そとには 雪ゆきが 降ふり続つづいてる
弱よわい 僕ぼくは 覚悟かくごさえもできない

君きみのぬくもり 溢あふれる部屋へや 見渡みわたせば
浮うかんで消きえる 幸しあわせせな日々ひび
あの君きみの笑顔えがおを ずっと守まもりたいから
サヨナラ 心こころに 決きめたんだ

涙色なみだいろした 雪ゆきが 雨あめに変かわる頃ころ
ふたり 未来みらいへ 歩あるき始はじめた
もう叶かなうことない 小指こゆび 揺ゆらした約束やくそく
僕ぼくが 君きみに 伝つたえるから 「ありがとう、サヨナラ」