「会いたい」の歌詞 徳永英明

ビルが見みえる教室きょうしつで ふたりは机並つくえならべて
同おなじ月日つきひを過すごした
すこしの英語えいごと、バスケット、そして
私わたしはあなたと恋こいを覚おぼえた

卒業そつぎょうしても私わたしを 子供扱こどもあつかいしたよね
「遠とおくへ行いくなよ」と
半分笑はんぶんわらって、半分はんぶん 真顔まがおで
抱だき寄よせた

低ひくい雲くもを広ひろげた 冬ふゆの夜よる
あなた 夢ゆめのように
死しんでしまったの

今年ことしも海うみへ行いくって
いっぱい 映画えいがも観みるって
約束やくそくしたじゃない
あなた 約束やくそくしたじゃない
会あいたい…

波打なみうち際ぎわ すすんでは
不意ふいにあきらめて戻もどる
海辺うみべをただ独ひとり
怒おこりたいのか、泣なきたいのか
わからずに 歩あるいてる

声こえをかける人ひとを つい見みつめる
彼かれがあなただったら
あなただったなら

強つよがる肩かたをつかんで
バカだなって叱しかって
優やさしくKissをして
嘘うそだよって抱だきしめていて
会あいたい…

遠とおくへ行いくなと言いって
お願ねがい一人ひとりにしないで
強つよく、抱だきしめて
私わたしのそばで生いきていて

今年ことしも海うみへ行いくって
いっぱい映画えいがも観みるって
約束やくそくしたじゃない
あなた 約束やくそくしたじゃない 会あいたい…