「娘に贈る唄」の歌詞 所ジョージ

いつまでも君きみを子供こどものように 感かんじたいと月日つきひは流ながれ (もう戻もどりようがありません)
今いまこの日ひをむかえて大人おとなになる 君きみを見送みおくろう (どうしても行ゆくのなら)
本当ほんとうにお嫁よめに行ゆくだなんて あんな奴やつのどこに惹ひかれて (何なにがいいんですか)
こんな奴やつもやがて親おやになると 自分じぶんの事ことを重かさねたら

うれしくて うれしくて 言葉ことばじゃなんて言いっていいか 分わからない
あなたの涙なみだを見みていたら いい人ひとに会あえたんだネと 泣なきました

(セリフ)
ハイッ そこの私わたしの娘むすこよ よく聞ききなさい いいですか
父ちちという字じは八はちという字じに×ばつと書かいて父ちちと読よむのです 意味いみなんかありません
いいですか 今日きょうからあなたは新あたらしい家族かぞくの元もとに行ゆくのです この裏切うらぎり者ものが

愛あいと夢ゆめで騙だまされないように 衣食住いしょくじゅうがあっての上うえと (ご飯はんが冷さめたら愛あいも冷さめてます)
辛つらい時ときはすぐに戻もどりなさい 分わかりやすい親おやのところへ (笑顔えがおで迎むかえましょうが)
本当ほんとうにお嫁よめに行ゆくだなんて 今止いまやめても私わたしは怒おこりません (むしろ笑わらうでしょう)
あんなチビがいつの間まにでしょうか こんなキレイな人ひとになり

うれしくて うれしくて 言葉ことばじゃなんて言いっていいか 分わからない
あなたの涙なみだを見みていたら いい人ひとに会あえたんだネと 泣なきました

(セリフ)
ハイッ 私わたしは泣ないています
思おもえばあなたのお母かあさんと出会であった時ときから ずっと泣なかされています
父ちちというものは泣なかされたくて きっと一緒いっしょにいるものだと決きめました
次つぎは孫まごの顔かおを見みて また 泣なかされるのでしょう

うれしくて うれしくて 言葉ことばじゃなんて言いっていいか 分わからない
あなたの涙なみだを見みていたら いい人ひとに会あえたんだネと 泣なきました

(セリフ)
私わたしは相当そうとううれしがっておりますが お母かあさんの方ほうがもっとうれしいはずです
なにせ あなたを産うんで育そだてて ここまで来きたわけですから
出来できれば私わたしが産うみたかった どうやって…
女おんなの人ひとは本当ほんとうに素敵すてきですよネ

うれしくて うれしくて 言葉ことばじゃなんて言いっていいか 分わからない
あなたの涙なみだを見みていたら 幸しあわせを見みつけたネと 泣なきました

(セリフ)
最後さいごに そのとなりに座すわっている男おとこに言いいますが
人生じんせいはめんどくさい事ことをちゃんとする事ことが幸しあわせなのです
ゴミ出だしなんかニコニコしてやりなさい
テーブルも拭ふきなさい 小便しょうべんは座すわってやりなさい
自分じぶんがどう思おもうかではなく 自分じぶんの妻つまにどう思おもわれるかだけを気きにしなさい
長ながくなりましたが “毎日笑顔まいにちえがお” こんな事ことですヨ 結婚けっこんは