「風のエール」の歌詞 曽根由希江

青あおい空そらに願ねがい込こめて 風かぜの匂においに乗のってくエール
どれくらい届とどいているだろう
頑張がんばるなと言いったって 君きみはきっと進すすみ続つづける
ここから見守みまもっているよ

限界げんかいを追おい越こすように 引ひきずっているその足あしには
昨日きのうまで繋つなげてきた いくつもの涙なみだが見みえる

あと一歩踏いっぽふみ出だして もう一歩前向いっぽまえむいて
そばで同おなじ痛いたみを 走はしることはできないけど
ゴールに辿たどり着つく 君きみを待まっているよ

捨すてきれないプライドでも 個人こじんの名誉めいよでもなくて
何なにを見みて 走はしり続つづける

削けずってきたその細ほそい体からだだけで背負せおっていくには
誰だれかの希望きぼうや名前なまえはどれだけ重おもいんだろう

いつまで走はしるんだ どこまで続つづくんだ
差さし伸のべたいこの手てを こらえては噛かみ締しめてるよ
君きみのその強つよさと 胸むねにもらう勇気ゆうき

限界げんかいを知しっていても 前まえに向むかうその足あしには
全すべての怒いかりや悲かなしみ 消けし去さる力ちからを感かんじる

あと一歩負いっぽまけないで もう一歩いっぽふんばって
そばで同おなじ夢ゆめを みんなが見みているよきっと
ゴールはあと少すこし 君きみを信しんじてるよ