「終着駅まで」の歌詞 杉良太郎

何なにがあなたに 見みえますか
枯葉かれはがひとひら 舞まう秋あきに…
小ちいさな駅えきから 希望きぼうを胸むねに
喜よろこび悲かなしみの 汽車きしゃを乗のり継つぎ
ああ ふりむけば ひとすじの道程みちよ
ああ 人生じんせいの 風雪ふうせつにたえて
今いまあかあかと 夕陽ゆうひが照てらす
夕陽ゆうひが照てらす
飾かざる花はなさえ 歌うたもない
そんな時代じだいも あったよね
あなたの笑顔えがおに 明日あしたを信しんじ
いくつも越こえてきた 長ながいトンネル
ああ ささやかな 幸しあわせをもとめ
ああ ささえあい でこぼこの道みちを
ただ ひたむきに 歩あるいて来きたね
歩あるいて来きたね

少すこし白髪しらがも ふえたけど
心こころは まだまだ 元気げんきです
終着駅しゅうちゃくえきまで
あなたとともに
思おもい出でアルバムを 増ふやしつづけて
ああ よりそえば ほほ笑えみがつつむ
ああ 変かわらない あなたへの愛あいを
今いましみじみと 見みつめる夕陽ゆうひ
見みつめる夕陽ゆうひ