「はなうた」の歌詞 東京60WATTS

僕ぼくはちょっと遠とおいとこに行いくけど ずっと君きみのこと考かんがえてる
たまにはそうだな 一年いちねんに一度いちどくらい会あって話はなせたらうれしいよ
くだらないこと つまらないこと なんでも話はなしてよ

最近さいきんなんだか いいことばっかり思おもい出だすんだ 出会であった頃ころのこと覚おぼえてるかい?
まだ寒さむい季節きせつでふたりともふるえていたね それなのに帰かえろうって言いえなかった

つないだ手てが冷つめたくてびっくりしたよ 僕ぼくは背せを向むけてはなうた口くちずさむ
どこまでも続つづきそうな枯かれた並木道なみきみちを ずっと一緒いっしょに歩あるけると思おもったよね

僕ぼくらはちょっとお互たがいに頼たよりすぎたんだ もっとうまくやれたら けど難むずかしいな
たまにはどうだい 一年いちねんに一度いちどくらい思おもい出だしてくれたらうれしいよ
楽たのしかったこと 悲かなしかったこと 笑わらって思おもい出だしてよ

つないだ手てが小ちいさくて照てれくさかったよ だから背せを向むけてはなうたでごまかした
どこまでも続つづきそうな枯かれた並木道なみきみちを あのときはほんとに歩あるけると思おもったんだ

あれからたくさんの人ひとや歌うたに出会であったんだろ
けど君きみが好すきだったへたくそな僕ぼくの歌覚うたおぼえてるかい

つないだ手てが冷つめたくてびっくりしたよ 僕ぼくは背せを向むけてはなうた口くちずさむ
何なにも言いわずにただ握にぎりかえしてきたんだ だから背せを向むけてはなうたを
どこまでも続つづきそうな枯かれた並木道なみきみちを ずっと一緒いっしょに歩あるけると思おもったよね

あのときの歌うたを君きみに聴きかせたいよ