「生きております」の歌詞 松山千春

若わかい頃ころは 心配しんぱいする事こともなく 何なにもなく
ただひたすら 好すきな事ことに打うち込こんでいただけさ
今振いまふり返かえっても 輝かがやいていた

人ひとを好すきになって ふられ悲かなしくて 悔くやしくて
車飛くるまとばし 夜明よあけを待まつ 海岸かいがんで泣ないていた
今振いまふり返かえっても 輝かがやいていた

そして 今日きょうも 生いきております
何なんて 楽たのしい 人生じんせいなのか

家庭かていを持もち 子供こどもも出来でき 今分いまわかる親心おやごころ
ただ無難ぶなんに やって来これた 回まわりには感謝かんしゃだな
荒波あらなみの立たつ日ひも おだやかな日ひも

この頃ごろよく 昔むかしの事こと 思おもい出だす 懐なつかしむ
身体からだはもう ボロボロだし 速はやすぎる世よの流ながれ
あとは何なにが出来できる ここはひとつ派手はでに

そして 今日きょうも 生いきております
何なんて 楽たのしい 人生じんせいなのか

そして 今日きょうも 生いきております
何なんて 楽たのしい 人生じんせいなのか