「二人の愛のかたち」の歌詞 松田聖子

これから先さきは別々べつべつの道みち
歩あるいて行ゆく
そう 二人ふたりで決きめた瞬間しゅんかん
すぐに覚さめる夢ゆめなのと
信しんじてみたけど…
くり返かえし
流ながれる涙なみだが 確たしかな
現実げんじつを彩いろどる
いつの頃ころからか
忙いそがし過すぎる日々ひびに
心こころがすれ違ちがってた
お互たがいに いつも
求もとめるだけになって
優やさしささえ
忘わすれてしまってた

まわりの人ひとは
いろいろ言いうわ
二人ふたりの愛あい 嘘うそだったと
噂うわさするけど
誰だれも二人ふたりの心こころなど
分わかるはずなどないのに
みんな 二人ふたりの傷跡きずあと
踏ふみつけて行ゆくの
人生じんせいは何なにか
互たがいに問といかけてた
束縛そくばくし合あうことより
愛あいしているから
お互たがいに 追おいかけてる
夢ゆめをきっと
叶かなえて欲ほしかった

これからも 二人ふたり
見みつめあって
ゆくでしょう
命いのちが絶たえる時ときまで
愛あいする形かたちは
たったひとつじゃ
ないから
歩あるいて行ゆく
信しんじた生いき方かたで
二人ふたりの人生じんせいを…