「硝子のプリズム」の歌詞 松田聖子

さよならって言葉ことば 普通ふつうっぽいし
握手あくしゅも嫌いやみたい そらぞらしくて
助手席じょしゅせきになじんだ身体からだのライン
明日あしたからあの娘こが脚あしを組くむのね
私わたしよりKISSが上手じょうず?
そんなこと聞きけるわけないね
硝子ガラスのプリズム
あなたとあの娘こと私わたし
硝子ガラスのプリズム
綺麗きれいな三角形さんかくけいね
赤せき・橙とう・黄おう・緑りょく・青せい・藍らん・紫し
もう…屈折くっせつしそう

仇名あだなで呼よびあった二人ふたりなのにね
名前なまえに「さん」つける距離きょりが哀かなしい
歩道橋ほどうきょうのところで車くるまを止とめて
駅えきまで歩あるいたら電車でんしゃで帰かえる
あの娘こにささやかれると
ときめくの? あの頃ころみたいに
硝子ガラスのプリズム
涙なみだと吐息といきとジェラシー
硝子ガラスのプリズム
陽射ひざしが海うみに傾かたむく
赤せき・橙とう・黄おう・緑りょく・青せい・藍らん・紫し
もう…屈折くっせつしそう

懐なつかしいペアのTシャツ
あの娘ことのデートに着きないで
硝子ガラスのプリズム
あなたとあの娘こと私わたし
硝子ガラスのプリズム
綺麗きれいな三角形さんかくけいね
赤せき・橙とう・黄おう・緑りょく・青せい・藍らん・紫し
もう…屈折くっせつしそう