「ユビキリ」の歌詞 松藤量平

もう離はなさないと感かんじた夜よる 言葉ことばにできるならば
君きみと歩あゆんで来きた道みちを一緒いっしょに 振ふり返かえり笑わらえたなら

うずくまり 一人ひとりきりで 痛いたみを抱かかえているのなら全すべて
僕ぼくにそっと伝つたえて 抱だきしめるから

君きみの手てをとって 強つよく握にぎって いつだって笑わらい合あえるさ
変かわらぬ想おもいがここにあること
君きみがしわくちゃになったって ずっと伝つたえられるように
君きみの手てをとって 強つよく握にぎって 変かわらぬこの日々ひびの先さきを
たわいもない僕ぼくの冗談じょうだんで何度なんどでも
君きみを笑わらわせるから 誓ちかいのユビキリしよう ほら

あの日出逢ひであった瞬間しゅんかんの君きみの顔かお 今いまでもちゃんと覚おぼえている
君きみが笑わらっているから 僕ぼくもつられ ふきだしてしまったよね

もし僕ぼくがこれから先さき 倒たおれてしまって息いきを止とめたって
泣なかないで あの時ときの微笑ほほえみを

君きみの手てをとって 強つよく握にぎって いつだって笑わらっていて欲ほしい
瞳ひとみを閉とじればすぐあの時ときへ
君きみがしわくちゃに笑わらって きつく抱だきしめ合あったね
君きみの手てをとって 強つよく握にぎって 変かわってもこの日々ひびの先さきに
何なににも代かえがたいものがあるように
左手ひだりての薬指くすりゆび 誓ちかいのユビキリしよう ほら

鐘かねの音ねが聞きこえる ずっと遠とおくまで
あなたの幸しあわせを思おもいながら 僕ぼくはどんなに苦くるしくたって
君きみを離はなさない

君きみの手てをとって 強つよく握にぎって いつだって笑わらい合あえるさ
変かわらぬ想おもいがここにあること
君きみがしわくちゃになったって ずっと伝つたえられるように
君きみの手てをとって 強つよく握にぎって 変かわらぬこの日々ひびの先さきを
たわいもない僕ぼくの冗談じょうだんで何度なんどでも
君きみを笑わらわせるから 誓ちかいのユビキリしよう ほら