「一人暮らし」の歌詞 柴田淳

いつもと違ちがう私わたしを そんな目めで見みないで
心配しんぱいしないで 少すこし離はなれるだけ
旅たびでもないこの荷造にづくりを 複雑ふくざつそうに手伝てつだっている
少すこしでも気きが紛まぎれるように・・・ように・・・

あなたの住すむ家いえは 私わたしの帰かえる家いえだから
ずっと笑わらっていて いつまでもそこにいて

「私わたしにとってあなたは いつまでも赤あかちゃん。
ずっと私わたしの子供こどもでいてほしい。」
こんな大人おとなになった今いまも 相変あいかわらずそう話はなしている
本当ほんとうに巣立すだつ日ひが来きたなら どうしよう・・・

私わたしの住すむ部屋へやは 電車でんしゃで15分じゅうごふんくらい
巣立すだつ練習れんしゅうは ちょっとそこまでの距離きょり

「辛つらくなった時ときは いつでも帰かえっておいで。」
そっと受話器越じゅわきごし 励はげましてくれるあなたの声こえ

あなたのいる場所ばしょは 私わたしがうまれたところ
ずっと笑わらっていて いつまでもそこにいて