「帰り道」の歌詞 柴田淳

後悔こうかいなどしないつもりだったのに…
自分じぶんを責せめ続つづけた帰かえり道みち

きっとあなたなら きっと君きみならって
全すべてを分わかってくれると信しんじ
心こころの中なかをしゃべりすぎたせい

誰だれより愛あいして愛あいされてたのに
不安ふあんで怖こわくて壊こわしてしまった 二ふたつの影かげ

はきちがえていた 愛あいすという意味いみ
別わかれで知しるしかなかった二人ふたり

自立じりつしてたのに甘あまえを覚おぼえて
依存いぞんという姿すがたに変かわっていった
気付きづいた今いまさら 何なにができるだろう…

オレンジの風かぜに背中せなかを押おされて
悲かなしい顔かおさえ許ゆるしてくれない まぶしい夕暮ゆうぐれ

僕ぼくらはこの先さき 巡めぐり逢あう人ひとに
もう少すこし上手じょうずに嘘うそをつけるかな

打うち明あけず秘ひめる孤独こどくと強つよさを
僕ぼくらはどうして得えていけるのかな

月つきはもう出でている