「幸福な人生」の歌詞 柴田淳

このまま消きえてしまいたい
二度にどと立たてないくらい
力ちからは尽つきて

心こころで抱だきしめられたくて
あなたに あなたにだけ・・・
孤独こどくを満みたしてはくれないことばかりを
繰くり返かえす

温ぬくもりがわからない
注そそがれることに慣なれない
寂さびしさに落おち着つく
私わたしの歪いびつな人生みち

遠とおい昔むかし 手てに入いれられずに
ずっと欲ほしかったの
大切たいせつなもの

今いまから取とり戻もどすように
私わたしに 私わたしにだけ・・・
必要ひつようとされない 求もとめてくれない人ひとばかり
追おった

突つき放はなす言葉ことばは
乾かわいてて 涙なみだも出でない
冷つめたい記憶きおくが導みちびく
私わたしの人生みち

愛あいは与あたえて
誰だれかの幸しあわせ 願ねがうの
美うつくしいだけ

幸しあわせになりたい
幸しあわせを感かんじたい
言いい聞きかす言葉ことばは 今いまも
「求もとめない。」

誰だれよりも飢うえていて
誰だれよりも幸しあわせ
誰だれよりも無ないものねだりの
私わたしの人生みち