「シドと白昼夢」の歌詞 椎名林檎
1999/2/24 リリース- 文字サイズ
- よみがな
この楽曲へのみんなの気持ち
昔描むかしえがいた夢ゆめで
あたしは別べつの人間にんげんで
ジャニス・イアンを
自みずからと思おもい込こんでいた
現実げんじつには本物ほんものが居いると
理解わかっていた
此処ここの所描ところえがく夢ゆめの
あたしはあたしだから
欲望よくぼうも何なんも
区別くべつがつかなく
なっていた
現実げんじつでも
ほとんど不確ふたしかだ
あなたの髪かみを切きらなきゃ
真まっ黒くろな其その眼めが
あたしの眼めに光ひかりを射うてば
呼吸こきゅうが出来できる
いまは還かえらない影かげなど
全まったく厭いやだけれど
あなたには
殺ころされても良いいわ
手錠てじょうをされたままで
あたしに跪ひざまずいた
独ひとり切きりじゃ
泣ないてばかりになる為ため
誰だれかにそっと
寄より掛かかるのであろう
あなたは
あたしじゃなくちゃ
真まっ白しろなほっぺたに
透すき通とおる小ちいさな雨垂あまだれを
落おとしてしまう
でも泣なかないで今いますぐ
鍵かぎを開あけてあげる
あなたには
全すべて許ゆるしちゃうわ
あなたの髪かみを切きらなきゃ
真まっ黒くろな其その眼めが
あたしの眼めに光ひかりを射うてば
呼吸こきゅうが出来できる
いまは還かえらない影かげなど
全まったく厭いやだけれど
あなたには
殺ころされても良いいわ
あたしは別べつの人間にんげんで
ジャニス・イアンを
自みずからと思おもい込こんでいた
現実げんじつには本物ほんものが居いると
理解わかっていた
此処ここの所描ところえがく夢ゆめの
あたしはあたしだから
欲望よくぼうも何なんも
区別くべつがつかなく
なっていた
現実げんじつでも
ほとんど不確ふたしかだ
あなたの髪かみを切きらなきゃ
真まっ黒くろな其その眼めが
あたしの眼めに光ひかりを射うてば
呼吸こきゅうが出来できる
いまは還かえらない影かげなど
全まったく厭いやだけれど
あなたには
殺ころされても良いいわ
手錠てじょうをされたままで
あたしに跪ひざまずいた
独ひとり切きりじゃ
泣ないてばかりになる為ため
誰だれかにそっと
寄より掛かかるのであろう
あなたは
あたしじゃなくちゃ
真まっ白しろなほっぺたに
透すき通とおる小ちいさな雨垂あまだれを
落おとしてしまう
でも泣なかないで今いますぐ
鍵かぎを開あけてあげる
あなたには
全すべて許ゆるしちゃうわ
あなたの髪かみを切きらなきゃ
真まっ黒くろな其その眼めが
あたしの眼めに光ひかりを射うてば
呼吸こきゅうが出来できる
いまは還かえらない影かげなど
全まったく厭いやだけれど
あなたには
殺ころされても良いいわ