「打ち上げ花火」の歌詞 榎本くるみ

キラキラ輝かがやく打うち上あげ花火はなび 夏なつの空そらに浮うかぶ笑顔えがお
消きえない輝かがやきを探さがしていけると あなたのそばでそっと祈いのった

長ながい日ひが沈しずむころ 自転車じてんしゃで追おいかけた
きつい坂道さかみちこぐあなたと ルンルンと気持きもち良よくうたをうたっている私わたし

こぎ疲つかれたあなたは呑気のんきだよって 向むかい途中とちゅうに小ちいさなケンカしながらも
辿たどり着ついた公園こうえんには たくさんの人ひとが花火はなびを嬉うれしそうに眺ながめていた

キラキラ輝かがやく打うち上あげ花火はなび 膨ふくれたほほも思おもわずゆるくなる
時々ときどきあなたをこまらせたりしながら 近ちかづいた二人ふたりの消きえない思おもい出で

ゆるい風気持かぜきもちよくて 缶かんビール二人ふたりで開あけた
花火はなびが消きえゆくたびに 少すこしだけ私わたしはせつなくなった

でもあなたは嬉うれしそうに花火はなびと私わたしを 少すこし照てれながらカメラでパチリととった
こんなに嬉うれしそうなあなたを となりでずっとずっと見みていたいよ

キラキラ消きえてく打うち上あげ花火はなび これまでとこれからの涙なみだも夢ゆめも
あなたと二人ふたりで見みつめることが 私わたしにとっての幸しあわせの道みちです

キラキラ輝かがやく打うち上あげ花火はなび 夏なつの空そらに浮うかぶ笑顔えがお
消きえゆく輝かがやきも赦ゆるしていけると あなたのそばで強つよく誓ちかった