「朝顔」の歌詞 榎本くるみ

水撒みずまきしてた夏なつの午後ごごに降ふり出だしたお天気雨てんきあめ
そんな風ふうに悲かなしみに 突然濡とつぜんぬらされたり

校庭こうていのはじっこで毎日水まいにちみずをあげてた朝顔あさがおのピンク
そんな風ふうにゆっくりとありがとうを育そだてたり

こんにちは さようなら またお会あいしましょうね

憧あこがれた事ことを自分じぶんには向むいてないなんて あんなふうに捨すてて
傷付きずつく事ことから逃にげたから こんなふうになった痛いたみ

こんにちは さようなら ねぇいつも一緒いっしょなの?

風かぜに乗のせた今いまと手てを繋つなぐの
それども運命うんめいとテーブルに着つくの
きっとその両方りょうほうのカードを
同時どうじに渡わたされて困こまってるんだよ

こんにちは さようなら またお会あいしましょうね

悲かなしみは綺麗きれいでしょう 涙色なみだいろで綺麗きれいでしょう
伝つたえたい事ことは 伝つたわらないものでしょう

いつまでもあなたとくっついていたかった

やっと笑わらってくれた朝顔あさがおが枯かれる事こと
濡ぬれた服ふくはいつか乾かわいた事こと
きっと誰だれもが全すべて知しりながら

精一杯自分せいいっぱいじぶんで選えらんでるんだよ

風かぜに乗のせた今いまと手てを繋つなぐの
それとも運命うんめいとテーブルに着つくの
いいえ今いまも狭間はざまで揺ゆれながら
精一杯せいいっぱいあなたと出会であったんだよ

こんにちは さようなら ねぇいつも一緒いっしょだよ

こんにちは さようなら いつお会あいしましょうね?