「君がいた場所」の歌詞 樋井明日香

不安ふあんにさせる夜よる
孤独ひとりで
見みつめてる鳴ならない電話でんわ

伝つたえたい言葉ことばは
まるでねぇ
かくれんぼしているようで

素直すなおになれない心こころが
君きみを遠とおい場所ばしょに連つれてくの
そっと風かぜに願ねがったのに

会あいたいと何度なんどいっても
もう君きみに届とどく声こえはないの
静しずかな空そらを見上みあげてる
もう冷つめたい涙なみだ

記憶きおくも思おもい出でも言葉ことばも
薄うすれてく
流ながされてゆく

なのに気持きもちだけは素直すなおに叫さけんでる
君きみしかないと

あんなにふざけあってたから
さよならなんて嘘うそだよと
ぎゅっと抱だき締しめて欲ほしかった

『好すきだよ』のたった一言ひとことで
強つよく生いきる事ことが出来できたから
君きみがいないこんな場所ばしょで
ずっと立たち尽つくしてる

会あいたいと何度なんど 願ねがっても
今君いまきみに届とどく声こえはないの
これからも君きみがいた場所ばしょで
きっと立たち尽つくしてる