「声」の歌詞 橘慶太

いつまでも続つづく愛あいなんて ないと自分じぶんに言いい聞きかすけど
君きみが僕ぼくの心こころの中なかに 忘わすれてった温ぬくもり愛いとしくて

薄紅色うすべにいろの空そらが
藍色あいいろに移うつり変かわった
目めを合あわせないで君きみは
静しずかに呟つぶやいたよ

「あなたならきっと大丈夫だいじょうぶ」と震ふるえた言葉ことばは冷つめたいもので・・・
でも最後さいごに握にぎった掌てのひらは忘わすれられぬほど温あたたかく・・・

いつまでも続つづく愛あいなんて ないと自分じぶんに言いい聞きかすけど
君きみが僕ぼくの心こころの中なかに 忘わすれてった温ぬくもり愛いとしくて
溜ため息いきをつくたびに その笑顔えがお 描えがいているよ

真夜中独まよなかひとりきりで
鳴ならない電話でんわを見みつめて
気付きづかない間まに朝陽あさひが
現実げんじつを連つれて来くる

「永遠えいえんにアイシテル」この声こえが 今いまでも傍そばで囁ささやくよ・・・
溢あふれ出だす透明とうめいな涙なみださえ 君色きみいろに染そまっていたんだ・・・

この声こえが聞きこえていますか? 届とどくようにずっと歌うたうから
たとえ風かぜが強つよく吹ふいて 思おもい出でを消けし去さったとしても
君きみの温ぬくもりだけは いつだって守まもっていきたいんだ

この声こえが聞きこえていますか? 届とどくようにずっと歌うたうから
たとえ風かぜが強つよく吹ふいて 思おもい出でを消けし去さったとしても
君きみの温ぬくもりだけは いつだって生いき続つづけるよ