「詩人の鐘」の歌詞 浜田省吾

銀行ぎんこうと土地とちブローカーに
生涯しょうがいを捧ささげるような
悪夢あくむのようなこの国くにの
飽食ほうしょくとエゴに満みちた
豊ゆたかさの裏側うらがわで
痩やせ細ほそる南みなみの大地だいち
Uh 未来みらいへの
シミュレーション
Oh 破滅はめつを示しめす時とき yeah
鐘かねが鳴なってる 約束やくそくの地ちに
打うち上あげられた
罪つみを知しる者ものに
鐘かねが鳴なってる
聖者せいじゃのように
魂たましいの声こえを聞きく者ものに
闇やみを裂さいて 閃ひらめいてる
１９９９ナインティーンナインティナイン

タブーだらけの自由じゆうの
中なかで葬ほうむられてゆく
孤立こりつした叫さけび声ごえ
自浄出来じじょうできぬシステムに
真実しんじつはねじ曲まげられ
幻想げんそうだけ煽あおられてく
Uh プラスティック・
インフォメーション
Oh メディアを満みたす時とき
yeah
鐘かねが鳴なってる
非武装ひぶそうの地ちを
争あらそうことなく
追おわれる者ものに
鐘かねが鳴なってる
天使てんしのように
愛いとしい人ひとを導みちびく者ものに
見守みまもるように遠とおく深ふかく
１９９９ナインティーンナインティナイン

Uh 蒼あおざめた
イルミネーション
Oh 孤独こどくを照てらす時とき yeah
鐘かねが鳴なってる 欲望よくぼうの地ちで
誇ほこりと理想りそうに生いきる者ものに
鐘かねが鳴なってる
詩人しじんのように
傷きずついた心こころいたわる者ものに
輝かがやいてる 清きよく強つよく
１９９９ナインティーンナインティナイン