「遠くへ -1973年・春・20才-」の歌詞 浜田省吾
1986/9/4 リリース- 文字サイズ
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この楽曲へのみんなの気持ち
やっと 試験しけんに受うかったと
喜よろこび勇いさんで歩あるく並木道なみきみち
肩かたにセーターと
おろしたての
バスケット・シューズ
長髪かみをひるがえし
駆かけ上あがる校舎こうしゃ
始はじめてあの娘こに
出会であった朝あさは
僕ぼくは20才はたちで
まだキャンパスも春はる
赤あかいヘルメットの奥おくの瞳ひとみ
見透みすかされたようで
何なんとか照てれ笑わらい
遠とおくへ 遠とおくへと
願ねがった日々ひび
真直まっすぐに見みておくれ
僕ぼくは泣ないてる 君きみのために
ポケットの中なか
僅わずかなバイト料りょう
最終電車さいしゅうでんしゃを待まつ
プラット・ホームから
あの娘こに電話でんわ
「やあ僕ぼくさ 元気げんきかい」
「今いまから出でて来こないか
どこかで飲のもうぜ」
駅前通えきまえどおりの馴染なじみの店みせで
グラスを重かさねて
そして初はじめての夜よる
その日ひ あの娘この
恋こいが終おわったとは
知しらない僕ぼくも
ひとり寂さびしかったし
遠とおくへ 遠とおくへと
願ねがった日々ひび
真直まっすぐに見みておくれ
僕ぼくは泣ないてる 君きみのために
紺こんと銀色ぎんいろの楯たての前まえで
空そらを仰あおいで祈いのり続つづけた
“神かみよ 僕等ぼくらに力ちからをかして
でなけりゃ今いまにも
倒たおれてしまいそう”
振ふり向むくと 遠とおくに
あの娘この眼差まなざし
笑わらっているのか
泣なき出だしそうなのか
違ちがう 違ちがう こんな風ふうに僕ぼくは
打うちのめされる為ために
生いきてきた訳わけじゃない
遠とおくへ 遠とおくへと
願ねがった日々ひび
真直まっすぐに見みておくれ
僕ぼくは泣ないてる 君きみのために
“星ほしがひとつ
空そらから降おりて来きて
あなたの道みちを
照てらすのよ”と
話はなしてくれた
Uh きっとそうだね
いつまでたっても
石いしころじゃないさ
遠とおくへ 遠とおくへと
願ねがった日々ひび
真直まっすぐに見みておくれ
僕ぼくは泣ないてる 君きみのために
(遠とおくへ…)
喜よろこび勇いさんで歩あるく並木道なみきみち
肩かたにセーターと
おろしたての
バスケット・シューズ
長髪かみをひるがえし
駆かけ上あがる校舎こうしゃ
始はじめてあの娘こに
出会であった朝あさは
僕ぼくは20才はたちで
まだキャンパスも春はる
赤あかいヘルメットの奥おくの瞳ひとみ
見透みすかされたようで
何なんとか照てれ笑わらい
遠とおくへ 遠とおくへと
願ねがった日々ひび
真直まっすぐに見みておくれ
僕ぼくは泣ないてる 君きみのために
ポケットの中なか
僅わずかなバイト料りょう
最終電車さいしゅうでんしゃを待まつ
プラット・ホームから
あの娘こに電話でんわ
「やあ僕ぼくさ 元気げんきかい」
「今いまから出でて来こないか
どこかで飲のもうぜ」
駅前通えきまえどおりの馴染なじみの店みせで
グラスを重かさねて
そして初はじめての夜よる
その日ひ あの娘この
恋こいが終おわったとは
知しらない僕ぼくも
ひとり寂さびしかったし
遠とおくへ 遠とおくへと
願ねがった日々ひび
真直まっすぐに見みておくれ
僕ぼくは泣ないてる 君きみのために
紺こんと銀色ぎんいろの楯たての前まえで
空そらを仰あおいで祈いのり続つづけた
“神かみよ 僕等ぼくらに力ちからをかして
でなけりゃ今いまにも
倒たおれてしまいそう”
振ふり向むくと 遠とおくに
あの娘この眼差まなざし
笑わらっているのか
泣なき出だしそうなのか
違ちがう 違ちがう こんな風ふうに僕ぼくは
打うちのめされる為ために
生いきてきた訳わけじゃない
遠とおくへ 遠とおくへと
願ねがった日々ひび
真直まっすぐに見みておくれ
僕ぼくは泣ないてる 君きみのために
“星ほしがひとつ
空そらから降おりて来きて
あなたの道みちを
照てらすのよ”と
話はなしてくれた
Uh きっとそうだね
いつまでたっても
石いしころじゃないさ
遠とおくへ 遠とおくへと
願ねがった日々ひび
真直まっすぐに見みておくれ
僕ぼくは泣ないてる 君きみのために
(遠とおくへ…)