「母に捧げるバラード」の歌詞 海援隊
1973/12/10 リリース- 文字サイズ
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この楽曲へのみんなの気持ち
(セリフ)
お母かあさん
今僕いまぼくは思おもっています
僕ぼくに故郷ふるさとなんか
なくなって
しまったんじゃないかと
そしてひとつ残のこっている
故郷ふるさとが あるとすれば
お母かあさんそれは
あなた自身じしんです
あなたは何なにから何なにまで
故郷ふるさとそのものです
今いまここで こうして
静しずかに眼めを閉とじていると
お母かあさんあなたの
声こえが聞きこえてくるんです
お母かあさんの声こえが
聞きこえてくるんです
今いまも聞きこえる
あのおふくろの声こえ
僕ぼくに人生じんせいを教おしえてくれた
優やさしいおふくろ
(セリフ)
コラッ 鉄矢てつや
何なんばしょうとかね
この子こはテレッとして
早はようおまえ学校がっこう
いってこんか おまえ
近所きんじょの人ひとからいつも
おまえ何なんて噂うわさ
されようか知しっとうとか
タバコ屋やの
武田方たけだがたの息子むすこは
フォークソングぐるいの
おまえバカ息子むすこ
バカ息子むすこって
噂うわさされよっつお
ほんなこっ
それに おまえいつも
つまらん女おんなにばっかりに
騙だまされておろうが
最近さいきんの女おんなはネェあんた
チチバンドの中なかに
クラゲの頭あたまのごとあんた
男おとこをたぶらかすばっかし
早はやく学校がっこうへ行いってこんか
このバカちんがクサッ
待まて待まて鉄矢てつや
おまえまたタバコばっ
黙だまって待もっていきよるが
ほんなこつ腹はらのたつ
家うちの稼業かぎょうが
タバコ屋やからってこの子こは
小学校しょうがっこう4年ねんの時ときから
タバコの味覚あじおぼえて
中学校ちゅうがっこう1年ねんの
歯はの検査けんさの前まえ
おまえザクトライオンで
一生懸命いっしょうけんめいおまえ歯はの
ウラオモテ磨みがくだろうが
まだ わからんとか
かあちゃんが
このタバコ屋やを
経営けいえいするために
どげん苦労くろうしょうか
血ちと汗あせと涙なみだで汚よごれた
女おんなの半生はんせいが
まだ わからんとか
こんな事ことが
行いってこい
あんた何処どこへでも
行いってきなさい
かあちゃんあんたの事ことは
息子むすこがおらん事ことになっても
何なんも寂さびしゅなかよ
な鉄矢てつやひとつだけ
言いうとくがなあ
人ひとさまの世よの中なかでたら
働はたらけ働はたらけ働はたらけ鉄矢てつや
働はたらいて働はたらいて
働はたらきぬいて休やすみたいとか
遊あそびたいとか
そんな事ことおまえ
いっぺんでも思おもうてみろ
そん時ときはそん時ときは死しね
それが人間にんげんぞそれが男おとこぞ
おまえも故郷ふるさとをすてて
花はなの都みやこへ
出でてゆくかぎりは
誰だれにも負まけたらつまらん
輝かがやく日本にっぽんの星ほしとなって
帰かってこいよ
行いってこい
あんた何処どこへでも
行いってきなさい
今いまも聞きこえる
あのおふくろの声こえ
僕ぼくに人生じんせいを教おしえてくれた
優やさしいおふくろ
お母かあさん
今僕いまぼくは思おもっています
僕ぼくに故郷ふるさとなんか
なくなって
しまったんじゃないかと
そしてひとつ残のこっている
故郷ふるさとが あるとすれば
お母かあさんそれは
あなた自身じしんです
あなたは何なにから何なにまで
故郷ふるさとそのものです
今いまここで こうして
静しずかに眼めを閉とじていると
お母かあさんあなたの
声こえが聞きこえてくるんです
お母かあさんの声こえが
聞きこえてくるんです
今いまも聞きこえる
あのおふくろの声こえ
僕ぼくに人生じんせいを教おしえてくれた
優やさしいおふくろ
(セリフ)
コラッ 鉄矢てつや
何なんばしょうとかね
この子こはテレッとして
早はようおまえ学校がっこう
いってこんか おまえ
近所きんじょの人ひとからいつも
おまえ何なんて噂うわさ
されようか知しっとうとか
タバコ屋やの
武田方たけだがたの息子むすこは
フォークソングぐるいの
おまえバカ息子むすこ
バカ息子むすこって
噂うわさされよっつお
ほんなこっ
それに おまえいつも
つまらん女おんなにばっかりに
騙だまされておろうが
最近さいきんの女おんなはネェあんた
チチバンドの中なかに
クラゲの頭あたまのごとあんた
男おとこをたぶらかすばっかし
早はやく学校がっこうへ行いってこんか
このバカちんがクサッ
待まて待まて鉄矢てつや
おまえまたタバコばっ
黙だまって待もっていきよるが
ほんなこつ腹はらのたつ
家うちの稼業かぎょうが
タバコ屋やからってこの子こは
小学校しょうがっこう4年ねんの時ときから
タバコの味覚あじおぼえて
中学校ちゅうがっこう1年ねんの
歯はの検査けんさの前まえ
おまえザクトライオンで
一生懸命いっしょうけんめいおまえ歯はの
ウラオモテ磨みがくだろうが
まだ わからんとか
かあちゃんが
このタバコ屋やを
経営けいえいするために
どげん苦労くろうしょうか
血ちと汗あせと涙なみだで汚よごれた
女おんなの半生はんせいが
まだ わからんとか
こんな事ことが
行いってこい
あんた何処どこへでも
行いってきなさい
かあちゃんあんたの事ことは
息子むすこがおらん事ことになっても
何なんも寂さびしゅなかよ
な鉄矢てつやひとつだけ
言いうとくがなあ
人ひとさまの世よの中なかでたら
働はたらけ働はたらけ働はたらけ鉄矢てつや
働はたらいて働はたらいて
働はたらきぬいて休やすみたいとか
遊あそびたいとか
そんな事ことおまえ
いっぺんでも思おもうてみろ
そん時ときはそん時ときは死しね
それが人間にんげんぞそれが男おとこぞ
おまえも故郷ふるさとをすてて
花はなの都みやこへ
出でてゆくかぎりは
誰だれにも負まけたらつまらん
輝かがやく日本にっぽんの星ほしとなって
帰かってこいよ
行いってこい
あんた何処どこへでも
行いってきなさい
今いまも聞きこえる
あのおふくろの声こえ
僕ぼくに人生じんせいを教おしえてくれた
優やさしいおふくろ