「シンガーソングライターの唄」の歌詞 清水翔太

今更改いまさらあらたまって 言いう程ほどの事ことでもないけど
せっかくだからちょっと 歌うたってみるとしよう
君きみと初はじめて会あった その時ときもそうだったろう
きっと僕ぼくは歌うたっていた これからもそうなんだ

例たとえばダイアモンド 例たとえばクリスマスケーキ
君きみがいくら欲ほしがっても 僕ぼくは用意よういできないよ
「今いますぐ会あいたい」って思おもっても伝つたえる術すべすらない
そんな君きみに僕ぼくができる事こと 考かんがえてみたよ

せめて愛あいを込こめて歌うたっていよう
君きみが救すくわれるような唄うたを歌うたっていよう
せめて愛あいを込こめて歌うたっていよう
君きみが救すくわれるような唄うたを歌うたっていよう

友達以上恋人未満ともだちいじょうこいびとみまんって言葉ことばがあるけど
そんな曖昧あいまいな関係かんけいはきっと長ながく続つづかない
でも目めの前まえの君きみと 僕ぼくとの関係かんけいも
似にたようなもんじゃない?って言いわれたら何なにも言いえないのさ

なんだかんだで、だって愛あいするのは1人ひとりだけ
それなのに皆みんなにも 愛あいしてるって言いう
要ようするに何なにが言いいたいかって 僕ぼくは偽善者ぎぜんしゃかい?
言いい訳わけじみた愛あいに 嘘うそも本当ほんとうもないのかな

せめて愛あいを込こめて歌うたっていよう
君きみが救すくわれるような唄うたを歌うたっていよう
せめて愛あいを込こめて歌うたっていよう
君きみが救すくわれるような唄うたを歌うたっていよう

君きみが僕ぼくと一緒いっしょに 同おなじ唄うたを歌うたってる
”せめて”と思おもいながら紡つむいだ言葉ことばを君きみが歌うたう
その時僕ときぼくはいつも 心こころから救すくわれるんだ
涙なみだがこぼれそうなくらい 心こころから救すくわれるんだ

本当ほんとうは不安ふあんなんだ 君きみがどう思おもうか
本当ほんとうは苦くるしいんだ 音楽おんがくはビジネスじゃない
本当ほんとうは寂さみしいんだ どんなに華はなやかに見みえても
本当ほんとうに君きみが大切たいせつさ 嘘うそだらけの世界せかいだけど

せめて愛あいを込こめて歌うたっていよう
君きみが救すくわれるような唄うたを歌うたっていよう
せめて愛あいを込こめて歌うたっていよう
君きみが救すくわれるような唄うたを歌うたっていよう

せめて愛あいを込こめて歌うたっていよう
君きみが救すくわれるような唄うたを歌うたっていよう
せめて愛あいを込こめて歌うたっていよう
君きみが救すくわれるような唄うたを歌うたっていよう

今更改いまさらあらたまって 言いう程ほどの事ことでもないけど
君きみに会あえて良よかった 君きみも同おなじ風ふうに思おもうかい?
例たとえばタイアモンド 例たとえばクリスマスケーキ
そのどれよりも愛あいを込こめて 僕ぼくはこの唄うたを贈おくろう